2022-07-03

Number.01
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先輩のアドバイスを受け入れて目指す多店舗化

株式会社テント 代表取締役
吉市大輔 Daisuke Yoshiichi


1976年5月29日、高知県生まれ。実家、親戚が散髪屋で職人一家のもと、山野美容学校卒業後、東京、高知の3店舗を経て、高知市に
2007年に独立。「テントヘアー」を設立。
2019年2号店。『テントテン』を出店。脱毛、ネイル、エステの複合サロンにする。
2020年法人会社、(株)テント設立。


先輩経営者から言われた本物の経営者になれを即実践。
2店舗目出店。
ショートゴールを「16名、年商1億円」に設定!

人間力を高めたくて入った理美容組織「SPC GLOBAL」

高知にテントヘアーを出店。最初の店舗でプレイヤーとしてサロンに入りながら経営者として活躍していた時に、自店舗の駐車場に急に高級車が止まった。
中から降りてきたのは香川と愛媛で多店舗美容室を経営しているオーナー2人だった。「儲かってるか?」とぶしつけに話しかけてきた2人を見て「なんやこの人たちは?」と最初は憤りを覚えたそうだ。だけど話していく内にその2人の大きさや物の見方に刺激を覚えるようになり、もっとこの人たちと関わってみたいとなり「SPC GLOBAL」に入会を決める。
当時は1店舗で自分もサロンに入り運営は順調だったが、そこから先が全く見えていなかった。不安だった。先輩経営者に相談すると「それはお前がサロンから抜けないと先は見えないよ。今は1店舗目線よな。2店舗目、スタッフは16人、年商1億円を目指せ!」と言われ体に電撃が走った。そこから経営者としての戦いが始まる。

見え方が変わり、行動・スピードが変わる。

2店舗目を意識すると「求人はどうしよう?店長に店舗をすべて任せるにはどう教育しよう?どう相手に伝えよう。」など1店舗目では考えてこなかった課題がたくさん生まれた。それとともに営業の時間を少しずつ減らして時間を経営にあてるようになった。
沢山の問題やトラブルが起きたが全てが自分の糧になった。もちろんその都度その都度、美容の組織で先輩たちからたくさんのアドバイスや経験を聞きながら。
今では最初に決めた2店舗、16人、年商1億円が目の前に来ていて、3店舗目もイメージができている。
そして自分もさらに経営者として人間力を高めるために四国の美容組織の10代目の会長として毎日悪戦苦闘しながらも成長している。
「人は人で磨かれる」これも組織に入って学んだ言葉で大好きな言葉だ。

今後はもっと高知の人がたくさん繋がれることもしていきたい。

美容室3店舗目を意識している中で、飲食や古物、イベント、DJなどももっとやっていきたい。
「楽しい」がもともと好きなのと、組織でたくさんの個性的な経営者と触れ合えたことで再認識できたのが「人の繋がり」の大切さ。
育ててくれた高知にたくさんの楽しいで恩返しをしたい。
そして、もっともっとスタッフに居場所や美容師としての楽しさ幸せを伝えていきたい。


INTERVIEW DATA

会 社 名:株式会社テント
代   表:吉市 大輔
創   業:2007年
店 舗 数:2店舗
スタッフ数:16名
取材店舗名:テントヘアー
URL    :http://www.tenthair.com/